ブラスレイター

第1話 絶望の始まり
*このエントリは2008/08/06に書かれたものです
なんと、ビッグローブ動画で全話配信されてるっ!
ってことで、一番はじめの回だけ見てなかったので視聴
 
しかし、見てみると掴みとしては
この時点では主題がまったく分からなかったり
むしろ、これからの展開で起こるゲルトの復讐劇から
憎悪肯定へのミスリードがあったと思う
結果、主題が非常に見えづらい感じがする
 
今回、1話を見ての最大の収穫は
構成上、ゲルトの話を最初に持ってきてしまった事により
ジョセフの正体が明かされるタイミングが若干遅くなったり
過去話の尺不足が起こったりと、一見ミスのように見えるが
話の構成が良い事は、話を盛り上げる事への関係はほぼ無く
「盛り上げる為なら構成が多少おかしくなっても仕方がない」事を
「見る」事によって証明された事
 
文面で「構成の良さと話のおもしろさはあまり関係がない」
と、書かれてる事はよく見たことがあるが
正直、実感はあまり無かったが、実際の作品を
「見る」事によって、自分の中で非常に分かりやすく
解釈できたのは最大の収穫だったと思う
 
そんな事でこの話から6話までゲルト編は続きます
手探りで作品の「おもしろさ」を探るのは
視聴者にとってはかなりの負担になるけど
「おもしろさ」が分かったときは何者にも代え難い
宝になるだろうと私は思う
 
ところで、ベアトリスが出てきたシーンで
明らかにうさんくさい事を直感で感じたゲルトが
そこから逃げようとしたけど、ベアトリスが逃がさまいと
車いすの背の部分をガシっと掴んんで話さなかった
あのシーンは何故か笑ってしまった
ベ(逃げんなよ) ゲ(な、何だこの女!?)
みたいな脳内会話を想像してしまった(笑