劇場版空の境界 第一章「俯瞰風景」

テアトル梅田まで見に行ってきました
行く途中、迷ってしまうというトラブルもありましたが…
以下、ネタバレなので続きを読むで
 
さて、本編なのですが、劇場作品という面もあってか
全体的に画面を広く取っていて俯瞰の風景を表しているかのような
背景を広めに取っていて、ビルの高さや大きさが強調されています
(ここで遠くから見た式は、霧絵から見た式という
 演出の意図がありそうなのですが長くなるので割愛)
 
また、ホラー調の不気味さが強調されたビル街が出てきたりと
(もちろん、霧絵の件が解決すれば街は普通の状態になります)
作品としての力強さを背景が強化していた感じがありました
 
次に見てて感じたのが「こんなに静かな作品だったの」という面
もちろん原作と違う面もあるのですが、それは後々述べるとして
原作・劇場版双方とも基本的に台詞が多く
各人物の個性が強く、仰々しくも派手な筈なのですが
それを感じさせないほどの静観さが強調されていました
 
私的にはufoという事でガチガチのバトルモノを予想してたのですが
と、いうかufoの作品では一番静かな作品かもしれません
 
ストーリーは原作より淡白、かつシンプル
また、式の言動や行動が原作よりもより幹也を意識した感じで
それにより、第一章のゲストである巫淨霧絵も幹也を
意識していたみたいで(原作ではこの辺どうたったか失念)
式と霧絵が対の構造としての強度がより増していたと思います
(ただ、その割を食らって『あの人』が出てこないんですが…)
 
キャラデザは……式の目が大きいです
理由はなんとなく分かるんですが、やっぱり割愛で
あとモブが異常なぐらいかわいい
それ以上に巫淨霧絵もかわいい
どうなってるんだこれ!! こんな所にすら力入れるなんて!!

でも某真月譚みたく弄りすぎーみたいな事も無くー
個人的に一番武内絵に近いのはFateだと思ってますが
見て無いけど
 
一番最後は戦闘シーン、やっぱがこれ無いと!
何ていうか本当に凄い事になってます
バトルフィールドを広く取る面と、それを有効活用し描き切る面では
今期地上波で放送してるアニメでは勝てるアニメは無いんじゃ!?
っていうほどで、他のアニメ化された型月作品には本当に本当に
申し訳ないんですけど比べ物にならないっす
予告でもあった次から次へと切りかかるシーンも凄いんですが
圧巻なのがビルの遠くからぐるっと回転しながら
近くに視点を移動するCGをフルに使ったシーンと
その後にジャンプして隣のビルに移動するシーンと
その後の水を使ったエフェクトでしょうか、この辺特に見所ですね
   
あと、目の演出、同じ背景を使っての式と霧絵の行動の意味合い
ハーゲンダッツを食べるシーンや
ufoお馴染のクレイアニメがどこに出てきたかとか
色々語りたい事があるんですが、今日はここまでという事で