空の境界

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

読了しました
全体の流れとしては
上:準備期間 中:ラスボス登場 下:式の秘密が明らかに
といった感じ
式がデレった瞬間、真のシキが目覚める当り
ちょっと意地悪な構造だと思った
根源に対面しても何も望まない幹也は徹底して凄い
この作品の中で一番かっこいいキャラは間違いなく彼だろう
奈須氏の作品の中では、一番癖の無く良い作品だと思った
 
と……調べてみたら、どうやら世間一般ではこんな認識らしい

そして奈須きのこ初期作品なので癖が強いという側面もあるのですけど、今回も「奈須作品初読み→挫折」コンボとか発生させるんでしょうか・・・?
 
余談
読みやすさ重視でざっくり並べると奈須作品は以下のような認識。
読みやすい>>「Fate>DDD=月姫空の境界」>>読みにくい
 
講談社ノベルス空の境界」が文庫化
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20071009/p2

 
ああ、また私のマイノリティっぷりが発揮された訳ですか
Fateが一番上に来るのはまだしも、DDDは読みやすいかなぁ……?
正直な話、奈須氏の作品は変態(一般常識の範囲外という意味での)ばっかり出てくる傾向が多いんだけど、空の境界が変態度が低い感じがあってサラっと読めたのに対し、DDDの登場人物は皆ぶっ飛び過ぎてて読むのに苦労した記憶があったり
 
ちなみに私は奈須氏の作品経験はというと
月姫=コミック版+アニメ版視聴(てか、原作の入手は無理でしょ…)
Fate=アニメ第1話のみ
DDD=1巻のみ、この中で一番取っ付きづらかった
空の境界=文庫版一応読破、劇場版視聴予定