CLANNAD

9話
酒を飲んだ勢いで、アニ関で凄い辛辣な意見を投下してた気がするが
とりあえず一晩置いて冷静になったので、とりあえず思ったことを書いてみます
 
何というか、ハッキリと言わせてもらえれば
シチュエーションだけで強引に話を持って行きすぎているような気がする
あと、なんとというか言葉に表しづらいんだけど一言でいえば、くどい
 
詳細を書く前にとりあえす今までの話の概要だけ書いておくと
1、風子は幽霊みたいな存在で、本体は病院で植物状態のまま眠っている
2、病院にいる風子を見に行くと、見に行った人間は風子の事を忘れる
3、見に行く見に行かないに関わらず、皆は風子の事を少しずつ忘れていってる
4、風子は姉の結婚式の招待状代わりに、ヒトデを作っている
まあ、これぐらいだろうか
 
さて、今回は風子編のラストでのお話はこんな感じ
結婚式前日にパーティを終えた岡崎と渚は、とうとう風子の事を忘れてしまう
だが、当日に全く関係の無いお爺さんに間接的に指摘され、風子の事を思い出す
その後、ヒトデを持っていた人間はヒトデがトリガーになって、風子の事を思い出す
ラスト、姉が風子の事を思い出し、感動のフィナーレ
 
……だが、ちょっと待ってほしい
正直な話、いくらなんでもこの展開はご都合主義すぎやしないか?
(この場合は主に「できすぎの偶然が重なる」という意味でのご都合主義)
 
まず、春原が風子を忘れた際に
岡崎が風子を思い出せと言ったのにも関わらず思い出せなかったのに対し
岡崎と渚は全く関係の無いお爺さんの言葉で、いともアッサリ思い出した
幾らなんでも3〜5番目に好きだった春原が直接指摘されて思い出せなかったのに
岡崎と渚は1〜2番目に好きだとはいえ、思い出すトリガーがおかしすぎるでしょう
というか、何でこの2人だけヒトデだけでは思い出せなかったんだ
正直、今までの展開を無視するような出来事と言っても
過言では無いのかも知れない
 
次に、人々が風子に対する記憶を失う理由が言及されていない点
実はこの点は、今回の話が無かったら別に言及されなくても良かった
 
で、あまり関係ないがここで私なりの仮説を挙げてみると
風子の存在が消えかけている=忘れる
風子の執念(ヒトデ作り)=思い出す為のトリガー
だと今までの話を見て思っていた
……が、お爺さんの存在のせいで辻褄が合わなくなった
ここで私の仮説は置いといて、実際はどういう理由で
忘れてた&思い出していたのかというと……
 
忘れる理由の方は、まったく言及されずに終わってしまった
忘れるの反対である思い出すのに理由(主にヒトデ)があるのに
忘れる方にちゃんと理由が無いのはおかしい、というか話の展開的に理不尽だ
(というか入院してる風子を見たら忘れるのは何故だ
 ヒトデのトリガーと対になってないのはおかしい
 この辺は理解力不足のせいかもしれないけど)
 
伏線もあった、シチュエーション重視で映像も引っ張られるモノがあった
色々キッチリしてた、ので上で挙げた部分は非常に残念に思う
まあ、それなりに面白かったとは思うから別に構わないんだけどね……
 
くどい、という点の方は省略、映像面ではあまり詳しくない
というかほぼ無知なので、これは印象論として置いといてください
 
いかんなぁ、流し見で見てる筈なのに、どうもこうドッシリと感想書いてしまう
私の悪癖ここに極まりし、かぁ