ふと思ったけど

「テレビ番組は為になるものを見なさい、為にならないのは見るの止めましょう」
と、言う人はよく言うけれどこれをよくよくちゃんと考えてみたら
一番為にならない番組ってニュースでもドラマでもバライティでも
ましてやアニメでもなく、実はスポーツという結論になってしまった
 
勘の良い人だったら、この段階で理由は分かるかもしれないけど

  • ニュースは最近起こった事を知ることが出来る
  • ドラマは脚本分析や役者の身振り、話から俗世的な事を考察したり
  • バライティは一見全く為にならないけど、ユーモアセンスが磨かれたり進行の仕方や場の空気の読み方、困ったときの乗り切り方等が学べる
  • アニメは上で挙げた事を満遍なく(見るものによっては凄く偏るけど)摂取できたり

と、実はテレビから割と学べることはあるんです
まあ、本読んだり実際体験したりする事柄から比べれば
ほんの些細なレベルかもしれないけど
 
じゃあ、ここで本題
スポーツを見て為になる事って何でしょうか?
 
うん、スポーツやってる人だったらプレイ方法とか学べるかもしれないけど
基本的には為になる事なんか殆ど無いんだよね
別に勝ったから負けたからといっても基本的に損になることも特になることも無い
そしてこれは当然ですが、実際に見てる人間が体を動かすという
訳ではないので、見てこれを生かすって方向では全く無意味 
付け加えると、まだ野球やサッカーならば私達でも遊びレベルなら出来ますが
格闘技となると遊びレベルでも高度な技術が問われるのでほぼ不可能
ましてや見て技術的な研究になるかというと、そんな筈も無い
 
と、こんな風に「テレビの内容で為になる為にならない」論を掲げる人に対し
言ってみましょう、何故か9割方は反論する必要も無いのに反論しようとします
何故でしょうね? 人間って不思議
そしてこんな事言ってる私も野球見るの大好きなのも不思議
(でも途中で見るの飽きる事が多いけど)