今日の「専門性のある優秀な書き手議論」関連

昨日の小倉弁護士の意見に対するえっけん氏の反論が来ました


ブログ運営者のコストを下げたい、という小倉さんの気持ちはわかるけれど、小倉さんの願いを叶えるためには、ブログサービスには相当のコストがかかってしまい、現状のように誰にでも簡単に、しかも無料で情報発信をさせてくれる企業は激減するだろうなぁ。
小倉弁護士の意見に対し、現実的な問題(運営費等)で不可能、という意見
僕の意見としては、面倒であってもコメント項を自身で管理する手間すら
めんどくさがる人は、いくら良い書き手でも小倉弁護士が言うような
「質の高いコミュニケーション」なんてありえないと思うんですが
 
さらにmuffdiving氏から厳しい意見が

 真に優秀な書き手は、批判意見も覚悟の上で、批判には真摯に対応する人で、なおかつ自分の芯を持った発信ができる人じゃねえかと。

 むしろ、何度もエントリに挙げてるんだけど、「書き手側の品格」も必要だろう。客を責めるよりも自らの発信、立ち位置に常に疑問持った上でそれでも発信できる奴が凄いと思うし、俺もそうありたい。

読み手だけでなく、書き手も真摯に受け止め芯を持つ事が重要との意見が
そして、それに対しての小倉先生の反論が

しかし、現実社会では、執拗な嫌がらせに対しては、法が介入するようにできています。学校や職場で、執拗な嫌がらせが特定の個人に向けて執拗になされているのを知りながら、「テメエの場所はテメエで守れ」なんてことを言ってこれを放置していたら、法的な制裁が責任者に発生します。個々の嫌がらせ行為を逐一把握するのは不可能だ、といってみても責任を逃れることは難しいです。
うーん、この小倉弁護士の反論を見て思ったんですが
実際問題、現実社会での執拗な嫌がらせとネットでの執拗な嫌がらせって
純粋にイコールであらわせないと思うんですよ
現実と比べネットでは本人への実害が現れにくい
出てもせいぜい実名ブログでの名誉毀損か、嫌がらせのストレスからの
ノイローゼぐらいでしょう
 
今日の議論で、なんとなく結論が見えてきたような気がするぞ…!