フリーゲームプレイ日記

ナルキッソス
とりあえずどこまで出来るかやってみた
 
読了
まず、鬱的な内容としては、鬱描写自体は軽いモノなのですが
言葉としては重い、という感じのように思えました
(まあ、私が鬱系の作品に触れすぎて慣れたという側面もあるのですが)
 
・この作品のコンセプトについて思うこと
この作品のコンセプトとしての「ボイス有り無しについて」がよく挙げられますが
私はボイス有りしかプレイしていないので、分かりませんが
どうもこれははっきりいって
ボイスなしはプレイヤーの想像力と経験にしか頼るモノが無いのに対し
ボイス有りでは、有りでしか味わえない部分があるので
やはりボイスはあった方がいいのじゃないか? という結論に
どうしても至ってしまいます
(というか、はっきりいって私の貧困な想像力では
 終盤のセツミの嗚咽の部分等は、想像不可能でした)
 
・シナリオ内容について
この作品について「泣かなかった」あるいは「同情等の感情を持たなかった」
という感想を書いたのは、おそらく私が初めてでしょう(笑
と、いうのもこの作品をプレイしていて、ふと思ったことがあり
「重病の治らない病気で、死ぬことを考えれば期間は短い」のと
「中軽度の治らない病気で、その病気を一生抱えて生きなければならない」のと
どっちが不幸か、と考えてみまして
もしかしたら下の方より、上の方の方が場合によっては幸せではないのかと
ふと何故か思いまして
と、いうのも
その中軽度の病気が外見に影響し、人とのコミュニケートに深刻な影響を与える場合
人と触れ合えない、あるいは腫れ物に接せられるように接せられる場合
この場合、必ずしも下の方が幸せ、とは限らないのではと思いました
もちろん、心理状況等はセツミと同じ条件として
いや、誤解を招くような上記の感想ですが
話の内容はすっごく良かったですよ?
 
・音楽について
サントラほしいんですが、どうも500円の市販用が売り切れているみたいで
非常に残念ですが、手に入らないみたいです
 
・その他
ボイス有りじゃ6〜8時間ぐらいかかります(汗
 
・最後に
フリーゲーとしてはシナリオ内容が良すぎて最高でした
まあ、シナリオを書いてる人が某ねこねこの人なんですがね(笑
あと鬱大好きな某氏に勧めてみたいが、何気にえろげ臭が若干するので勧めづらい罠