ツンデレ英雄伝

ヨブ=トリューニヒトは、同盟軍の集会の壇上に立つと勢いよくアジテーターを展開した
「我がツンデレ同盟の市民諸君,私はツンデレ委員長のヨブ=トリューニヒトである。
 今日,ここに集まっている我々は悪虐なネトラレ帝国を打倒する決意を新たにした。
 諸君は,今から私の演説を聞き,いかに我々が崇高な理想をかかげ,多大な犠牲を
 払う決意をしたか知ることになるだろう。
 私は演説を聞いた市民諸君,兵士諸君も,私の言葉感銘深く,戦意を新たにし,ツンデレ
 の為に自ら進んで犠牲を払う決意を示さんとすること確信するものである。
 討ちてし止まん,ネトラレ帝国! ツンデレばんざい! ネトラレを倒せ!」
と、そこで着席したままのヤン=ウェンリーが居た
一人の軍曹がそれを発見すると、こう叫んだ
「キサマ、何故立たないのだ!!」
すると、ヤンはこう答えた
「私はツンデレなので、その質問には答えられません」