抗がん剤の副作用明けに飲んだオレンジジュースがとても美味しかった
久々につけるエントリのタイトルに迷ったけど、久々に生きているという心地がしたという意味でこれに決定。
まぁ、前のエントリから何があったかと申しますと長くなるのでアレですが、まず書いてからちょっとの期間だけ一時退院してたのですが、5月19日に39度の高熱が出てあえなく緊急入院となりました。経過をいえば搬送後に抗生剤の点滴と水分補給を繰り返すことにより36度まで無事に下がりました。
原因は高熱の原因が「ポート」という点滴を繋げやすくする為の管から、黄色ブドウ球菌が感染し、肺の中にブドウ球菌どもがコロニー作ってわらわらしてるという状態が原因でした。うん、でもまぁ、リスクはありそうな感じではあったし、そのリスクに対して最適節な処理は取られてたと思うんで、その時は驚いたりはしなかったんですよ……ってまぁそれは体調がリアクション取れないほど悪化してたのが一番の原因だとは思いますががが。
で、後日今後の治療プランを聞いてびっくり 何とこれ完治させるのに六週間はかかるらしいんですよね!? つまり六週間の入院、六週間っておい。これ聞いて数日はリアルに心折れた状態に。まぁその間にGDPという抗がん剤の3クール目の投与も込み込みでのスケジュールだったんでそういう事態にはなりますよね……と。
で、明日でちょうど一ヶ月、つまり緊急入院から四週間目になるのですが、抗がん剤の副作用明けに飲んだオレンジジュースがとても美味しかったです。久々に生きた心地がしましたね。
あとですねー、ハッキリ言います、暇です。トルネとかも弄ってる暇が無かったので今クールのアニメはおそらく全滅でしょう本当にありがとうございました。や、今期はあんまアニメ見る予定ではなかったので別に結果的にそんなに変わんないといえば変わんないんですが。
とりあえず今回の入院に準備もクソも心構えすら無かったので、PSPに入れてたFFTとサガフロ2をプレイしてます。サガフロ2はこれで4週目になるんだっけ、自分で思ってたよりは案外やりこんでないなー(笑
近況とか治療報告とか中二病でも恋がしたい見たよとか
■おうち帰りたい、おうち帰れない……
■一応治療としてはGDP療法というどっかの国内総生産みたいな名前の療法を行ったのですが、見た感じでいうとこれまでの療法の中では一番効果が出ました。最も、一番効果が期待されてない療法だったのですが、幹細胞移植の為の幹細胞摂取を行う為にこの療法を選択したという感じです。ちなみに幹細胞摂取は二回分移植出来るぐらいの量が取れました。つまり成功です。
■中二病でも恋がしたいを最後まで見ました、すごく、花田十輝脚本が前面に出てました……それで思ったのが、案外一番ダメなのは六花の姉貴なんじゃないかと。問題解決を勇太に丸投げして自分は海外に留学ってなんじゃそら。でも勇太は「現実を見せてかつ幻想に再帰される」という選択を取ったのはこれまで色々な主人公見てきたけどその中では結構男らしかったかなーと。あとちゃんと恋人同士になったってのも大きいし、周囲の期待にすべて答えたという意味でもカッコいい、そういう意味ではちゃんと「従来の熱血系主人公をちゃんとしていた」といえる。
「超文学フリマinニコニコ超会議2」で頒布される「ウェブニタス別冊」に寄稿させて頂きました
「私の寄稿がウォッチ論なのは、どかいって奴の仕業なんだ」*1
【コンテンツと寄稿者】
TM2501ウォッチャー論 TM2501 (@tm2501)
はてな村アイドル「青二才」の紹介 TM2502 (http://twitter.com/TM25021)
あの青二才氏の発言から、彼の書くブログの文書にある背景を分析してみた すとらい (http://twitter.com/str017)
「オタク論」は死なない! ――オタク論一歩前―― 古斗肇 (http://twitter.com/kei_furuto)
評論世界における平和の創設 どかい (http://twitter.com/dokai3)
ザ☆ルサンチマンハンター小野 ――世界の真実を見せてあげるよ―― ヤサゴン (http://twitter.com/yasagon)
TMOたまこまーけっとおふらいん ――聖地京都より―― グダちん (http://twitter.com/nuryouguda)
Somebody to Love ――恋を禁じられた少女たち、北白川たまこと鹿目まどか―― AutoAuto (http://twitter.com/AutoAut0)
【サークル『文章表現研究会』参加予定】
2013年4月28日(日曜日) 幕張メッセ・超文学フリマinニコニコ超会議2(ブース:イ-38)
「超文学フリマinニコニコ超会議2」の詳細 http://bunfree.net/?chou_bun#l0
<雑誌の仕様>
名前:『ウェブニタスVol.2』、『ウェブニタス別冊 2013年4月号』
予定価格:Vol.2=400円、別冊=500円
予定ページ数:Vol.2=約40項、別冊=約80項
予定サイズ:Vol.2=B5、別冊=A5
※TM2501氏などとの対談はブログ公開しており、本誌収録はありません http://d.hatena.ne.jp/dokai3/20130410/p2
4月28日(日曜日) に超文学フリマinニコニコ超会議2に参加・評論誌を頒布 - 長文スペース
http://d.hatena.ne.jp/dokai3/20130426/p1
※見やすいよう、こちらで改行を入れてます
しかしこれ、編集者のどかいさんのラスボス感半端ないですね。どかいさんは寄稿者にウォッチ論書かせて、自分はいけしゃあしゃあと「評論世界における平和の創設」とか書いてるし。告知見たときホントに思わず鼻水吹き出しましたよ。
しかも、もう一人のウォッチ論者であるTM2502氏も以下のようなことをいけしゃあしゃあと言ってたりする辺り、ネタとしての完成度が非常に高いなーと。
私は「青二才入門」部分を担当しました。 私はあくまで前座であり、「TM2501さんとstr017さんの対戦をお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない情報提供をお楽しみいただく」をコンセプトに、二人の対戦の舞台を整えることに専念しました。
超文学フリマinニコニコ超会議2で頒布される「ウェブニタス別冊」に寄稿させて頂きました
http://d.hatena.ne.jp/TM2502/20130426/1366994549
おいふざけんな! 青二才ウォッチ本流はTM2502氏アンタの方やろ!? 第三者からみた私は言わば「ハーレーのツーリング団体にひとりだけカブで混じってる」って状態やないか!?
しかし寄稿させて頂いたという立場でこういうのもアレですが、誰がお金出してウォッチ論とか読みたいのよ……と思うんですがぁ。そもそも私が書いた論も青二才氏の人となりを書いてるだけで、それ以上でもそれ以下でも無いんだなこれが。
ちなみに私に「ウォッチ論書かない?」って声をかけたのは……ん、おや誰か来たようだ。
きっと何気にもなれないけど、だから何?
確かに私は「きっと何気にもなれない」人間だと思うし、これからもそうだと思う。
そもそも私だって「すとらい(str017)」というネットでのペルソナを引っぺがしてみたら、ただの労働力0円の入院患者になってしまうし。もちろんそれは社会的な立場からみたらの話で、実際はそんなに簡単な話ではないのですけどね。そもそもネットにおいても別に「きっと何気にもなれない」人間なんですけどね。
だけども私からすると、リスクを背負ってまで「何者かになる」選択なんて正直あり得ない。この考え方は前に以下のエントリを書いたときからずっと変わっていない。
ではもっと曖昧に捉えると、常識をひっくり返すような存在のことだろうか? 確かにそんな何者かに成れたら、それはそれで楽しいのかもしれない。しかしそんな何者かになってしまえば、逆に常にリスクと戦い続けなければならない。出る杭は打たれるというか、そんな存在を放置しておく程「常識を固持しようとする力」は弱くは無い。
「きっと何者にもなれない」って何だろう? - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20110803/p1
しかしながら最近「何者かになる」選択をしたい人達をネットで見かけるけど、どうも違和感があるのよね。そんなにリスクと戦い続けたいのかと。それに私の場合は悪性リンパ腫という病気になってから「急に社会からドロップアウトせざるを得ない状態」とか起こったし、そういう不測の事態に対して「何者かになる」状態を維持できるのかと。
というか、本当のところは「目立ちたくないので何者にもなりたくない」みたいな話から「私ももっと簡単に社会にコミットできれば良かったのにどうしてこうなった!?」みたいな話に持ってこようと思ったのに書いてる途中で変な方向に話が進んじゃったなぁ……と。
いやぁ、本当にもうちょい普通に人生送りたかったのにどうしてこうなった!? や、考えてみれば幼い頃から「喋るのめんどくさいし静かにしてよう」みたいな嫌な子どもで、それで周囲から自閉症を疑われたということがあるという、人生の最初からコミュニケーション面倒くさがってる時点で人生詰んでるよねそれ!?
だけど最初から詰んでたぐらいで絶望なんてしてられないというか「昔はコミュニケーション出来ませんでしたよ、だから何?」みたいな気概で行くべきだと思うんですよね、というかもうそうしてるし。だから最初の問いも「きっと何気にもなれないけど、だから何?」と返すべきなんですよ。他にも「急に社会からドロップアウトせざるを得ない状態だけど、だから何?」みたいな感じて……って何か入院してからホント図太くなったよね私。
推敲ノススメ
推敲好きですか? 私は好きですね!
どう好きかと言いますと、まず自分の中で文書を咀嚼するのが好きなのですね。自分の文書をあーでもないこーでもないと練り上げていくのは本当に楽しいです。
しかし弁明みたいな体裁になるのですが、今後は楽しいってだけなく反省等を活かす為に推敲をするべきなのかなーと。推敲をするという行為は、反省点を見つけて改善するという行為にどこか似てて、そもそも私自体が反省はするけど後悔はしないタイプの人間なので、より自分のスタイルに合ってるのかなと。
まぁ過去の経験が本当に活かせてるかは実際は怪しいのですが、過去にも「自分の認知を再確認することを積極的に行う」と宣言した意味でも推敲は必要になってくるんだと思います。
つまりは今後の課題としてどうしていけば良いか考えると、最初から「価値観が違うから仕方ない」と諦めるのではなく「では何故に話が食い違っているのか? こちらの把握漏れは無いか? 何か根本的な勘違いはしてないか?」と自分の認知を疑ってみたり、更にそこから再確認を徹底して再び聞き返してみるとかを積極的に行ったりしていきたいと思います。
「他人と比べ自分には欠けている何か」が解ったとき - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20130203/p1
ちなみに推敲の方法としては、普通に「ここの文書の繋がり方は論理的に正しいか?」とか「そもそもちゃんと意味が伝わるか?」とか「論理的だけではなく、ちゃんとリズミカルに読めるか?」とか「そもそも文法としておかしくないか?」とかを気にして書いてたりします。
ちなみに場合によっては、書いたiOSアップの『読み上げ「ゆっくり棒読みトーク」』に読み上げさせて、文書を「音」として確認したりもしてます。まぁ……あまり文書が長すぎるとエラーを吐いたりするんですがね(汗
ちなみにこの方法で書いたエントリは上記のエントリ以外では、このエントリでもやってたりします。
批判すべきはヤマノススメでは無く、てーきゅう - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/touch/20130108/p1
っておいそこ! 一気に信憑性が無くなったとか言うな! 言わないで!
しかし推敲を行うといってもここでひとつ問題がありましめ、非常に端的な言い方をすれば文書をアウトプットする速度が落ちるんですよね。そうなると今度は書きたいエントリのストックが溜まりに溜まるという恐れがあるんですよね、これが怖い。
ストックの放出を定期的にやってやると、新しいアイディアが湧きやすいという体験を何度かしたことがありますし、実際に「ネタ切れ状態にした方がいい」と言ってる方もおられます。以下URLの方が一例ですね。
ネタ切れの効能 - レジデント初期研修用資料
http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/1522
しかしエントリのタイトルが「推敲ノススメ」なのに対し、そのエントリのオチが「速度と推敲のバランスは一体どうやって取るべきなんだろうか? 」という問いになってしまう辺り色々とアレな気がしますがまぁ気にしないでください。
2013年4月期で見る予定のアニメ
月 なし
火 なし
水 なし
木 マジェプリ ヴァルヴレイヴ
金 なし
土 なし
日 なし
20130812 健忘録的な意味で作成